6月30日は「水無月」を食べよぉ!売ってないからコレでいいかも?
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6月30日は「水無月(みなづき)」を食べる習慣があります。白い、ういろうの上に小豆をトッピングした和菓子が、水無月。この水無月、スーパーでは売っていません。そこで、スーパーで買って来たのが、あわしま堂の「小豆ういろう(税込246円、1個当たり152kcal/食塩相当量0.01g)」。
ういろうと小豆。口の中に入れたら同じだよ・・・そういう問題ではないのですが。
あわしま堂の、小豆ういろう。あわしま堂のサイトによれば「やわらかくもっちりとした食感、小豆の風味豊かな味わいに仕上げました。」と書いてあります。
四角い、角切りの、小豆ういろうは、小豆の甘い香り。
ういろうのモチモチ、とろ~り、舌触り。ちょっぴり粒々した食感と、ロの中に広がる、あんこ風味と、甘さ控えめが美味しいです。
ぷるるん、もちもちが、ういろうの美味しさだよね。
仲良く、一つずつ、食べている、兄と妹。
残った、最後の一つ。美味しそうな、小豆ういろうを目の前に、まめぞうと、まめみ。
食べたいと言う、まめみに対して、兄の、まめぞうは「二つも食べたら太るぞ!」
「残った一つは、お母さんに、あげようね」と、言う兄だけど、その後の、小豆ういろうの行方は不明です。
犬の、まめぞうと、まめみが、食べたのは、和菓子の「水無月(みなづき)」ではなく、あわしま堂の和菓子「小豆ういろう」。
和菓子の水無月は、京都が発祥の和菓子で、白いういろう生地に小豆をのせて三角形に切り分けたもので、京都では、6月30日に水無月を食べる風習があります。
三角の、白い、ういろうは「氷」を意味しており、旧暦の6月に宮中(きゅうちゅう:京都御所ですね)で氷を食べる風習があり、氷室に貯蔵された氷を食べることで、暑気払いや無病息災を願っていました。
しかし、庶民は夏に氷を食べる事が出来ないので、宮中の貴族にならって氷をかたどった菓子を作るようになったのが「水無月」だと言われています。
小豆は、古来から魔除けや厄除けの力があることから、6月30日に食べる水無月は1年の前半の罪穢れ(つみけがれ)を祓い(はらい)、後半の無病息災を祈願する「夏越しの祓(なごしのはらえ)」の際に食べることから、縁起の良い菓子とされています。
ちなみに「京都御所」を「きょうとごしょ」と読むのが一般的ですが、歴史的な文章や、古文書では「みやこごしょ」と読みます。
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